2018年度 大人の夏浴衣染めてます

うたかた夏の浴衣制作、
若い頃は可愛い柄の大きめの浴衣を着る方が多いと思いますが、
30代後半になってくるとどんな浴衣を選べば良いかわからない。
そうなんです。
デパートや量販店で売られている浴衣は大柄でタゲーットが若く、
逆に大人めとなると、一気に絞り柄の浴衣や高級路線になるから。
でもその高級路線のものは一気に老けた感が出てて、かつ組み合わせがわかりにくい。
周りからもよくそんな声を聞いていたので
今回は淡い色で大人の色気を引き立てるデザインコンセプトで染めました
こちらが女性用浴衣
紗と紬のあじわいを合わせもつ高級感のある生地。
こちらが男性用浴衣
あわ〜〜〜い。
生地にもこだわり、
高機能素材にしました。
お家でネットに入れて洗濯機で洗えて、干しておけばまた翌日には形状記憶で着られます。
テイジンさんと東レさんの生地、その他数社比較検討等を色々した結果
速乾性と形状記憶の要素、そして艶感と麻のようなシャリ感のある生地を見つけました!!
デザインは着物デザイナーの木越まり先生に依頼。
先生の描く優しいラインと花弁のぼかしが、とっても好きでお忙しい中デザインしていただきました。
もうすぐ染めの後処理が終わり、縫製に入ります。
出来上がりは6月頭♪
こちらの写真は染めたて画像ですが、
この後に熱処理が入り細やかなグラデーションなどが鮮明になり深みが出てきます。
今回は総柄でななく、大人の浴衣という事で柄の出し方もこれまた素敵なのです!!
お楽しみにお待ちくださいませ♪
私も早く袖を通して
夕涼みに(日本酒やカクテルを呑みに)行きたいなぁ。